
以前の記事で2年分の活動をまとめたドキュメントが完成したとお知らせしましたが、もちろん今年もやります、八戸工場大学。
2014にJX日鉱日石エネルギーさんと共に行ったようなアートイベントは予定していませんが、八戸を代表する工場から講師をお招きし工場や製品について学ぶ講座とゲストアーティストによる様々なプログラムを行います。加えて、課外授業として工場マップの作成も企画しています。さらに、受講生が主役になる初企画も。以下、今年度プログラムの情報です。
講座でお話いただく工場は、大平洋金属、デーリー東北、八戸製氷冷蔵、東北電力八戸火力発電所と、いずれも初めての顔ぶれで、これまでになくバラエティに富んでいます。この幅広さも八戸らしいものです。
そしてゲストアーティストは、美術家であり写真家の佐藤時啓氏です。東京都写真美術館での個展、芸術選奨の受賞、そして2014の企画「-162℃の炎を見よう」でトークゲストとしてご参加いただいたのは記憶に新しいところ。八戸の工場群は、作家の目にどのように写るのか。講座ではピンホールによるワークショップをしてくださるようです。ピンホールと工場がどのように交錯するのか、期待大です。
詳細や受講申し込み方法についてはコチラをご覧下さい。
3年目に突入する八戸工場大学、菊地のアドバイザリーも3年目となります。前段の期間も含めると、八戸通いはもう6年目。粘り強く付き合ってくださる現地の皆様には本当に感謝です。今後の展開にもご期待下さい。
(菊地)