八戸工場大学2015




以前の記事で2年分の活動をまとめたドキュメントが完成したとお知らせしましたが、もちろん今年もやります、八戸工場大学。

2014にJX日鉱日石エネルギーさんと共に行ったようなアートイベントは予定していませんが、八戸を代表する工場から講師をお招きし工場や製品について学ぶ講座とゲストアーティストによる様々なプログラムを行います。加えて、課外授業として工場マップの作成も企画しています。さらに、受講生が主役になる初企画も。以下、今年度プログラムの情報です。

講座でお話いただく工場は、大平洋金属、デーリー東北、八戸製氷冷蔵、東北電力八戸火力発電所と、いずれも初めての顔ぶれで、これまでになくバラエティに富んでいます。この幅広さも八戸らしいものです。

そしてゲストアーティストは、美術家であり写真家の佐藤時啓氏です。東京都写真美術館での個展、芸術選奨の受賞、そして2014の企画「-162℃の炎を見よう」でトークゲストとしてご参加いただいたのは記憶に新しいところ。八戸の工場群は、作家の目にどのように写るのか。講座ではピンホールによるワークショップをしてくださるようです。ピンホールと工場がどのように交錯するのか、期待大です。

詳細や受講申し込み方法についてはコチラをご覧下さい。

3年目に突入する八戸工場大学、菊地のアドバイザリーも3年目となります。前段の期間も含めると、八戸通いはもう6年目。粘り強く付き合ってくださる現地の皆様には本当に感謝です。今後の展開にもご期待下さい。


(菊地)

工場×アート ドキュメント完成

青森県八戸市で実施している「工場×アート」の実験的取組み、八戸工場大学の2年間の活動とプロジェクトをまとめたドキュメントが完成しました。菊地はアドバイザーとして2年間携わっています。講義していただいた市内の各工場の紹介、ワークショップや課外活動の様子、そして初年度の文化祭、2年目にJXさんと恊働したアートプロジェクトの様子もおさめられています。



表紙カバーからして、一般的な展覧会カタログやアートドキュメントと異なる体裁。




A5版の2穴式ファイルでした。業務的ですね。






付録として、オリジナルロゴマーク入りの軍手と、ポストカードが封入されてます。

今後、販売予定です。

(菊地)

屋上タンク庭園 制作ドキュメント

予想通りに過酷だった、屋上制作の様子です。暴風雪雨の全てが我々を襲ってきました。日頃の行いがよくないのでしょう。




















(菊地)

終了報告・御礼

















八戸工場大学アートプロジェクト「-162℃の炎を見よう」が大盛況のうちに終了しました。ご来場いただいた1500名を超える皆様、制作に関わってくださった皆様、ありがとうございました。

私のアイデアを元にみんなで肉付けして、運営スタッフや受講生の皆様をはじめ、関係各所の皆様のご協力をいただき実現できた事に本当に感謝感激しています。特に、八戸工場大学美術部メンバーや制作に深く関わってくださった方には散々苦労をおかけしましたが、「やる!」となったからには「できるかぎり遠くへ飛ぶ」という信念で、最後まで懲りずにお付き合いいただけて嬉しかったです。

三笠プロジェクトとも共通しますが、いわゆるグループ展をするのではなく、全員がチームとなって1つのプロジェクトを形にするという事が、今回は八戸でも出来たのではないかと思います。ガンダムとコラボしているJXさんCMのコピー「1人1人に与えられた持ち場は違っても、胸にある想いは同じ」がイメージに近いですかね。

そして、地域に立ち上がる新しい工場とその役割を、企業や行政の担当セクションとの協力関係を構築した上で正面からキッチリと知り・学び、加えて異なる視座から見る・楽しむ仕掛けとしてのアート&クリエイティブを目指しました。それは「ある種暴力的に作品化する・風景を変える」といったサイトスペシフィックアートやパブリックアートの異化作用に軸足を置くスタンス、ないし作品性や作家論で語られるアートとは少し異なるものです。かといって、地域振興の飛び道具や話題性づくりとしてのアートでもありません。

かつて90年代の空知の旧産炭地の行いを見てきた者として、産業が終わった後に(そこに対する保障という意味合いを持った)補助金で取り組むまちおこし事業や施策に対して懐疑的でした。現在も、地方再生という名の元にその流れは続いていると思いますし、その枠中で行われる文化事業も見受けられます。今回の八戸の取組みは、自身の根底にある様々な疑念が出発点となりながらも、未来に対しての新しい実験という形でアウトプットしたものだと言えます。
産業と地域と人の関係について深く突っ込んで考えていきたい。石炭、石油、原子力、そしてLNG。今回のLNGターミナル稼働はいったい我々に何をもたらすのか。正しく知り、考え、理解し、学び続けながら、立ち会う。そして共有して楽しむ。そんな場を作りたかったのです。

最後に改めて、本企画にご協力いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。


(菊地)

八戸開催中




今回のアートプロジェクト「-162℃の炎を見よう」では、八戸工場大学美術部が中心となりプランニングと制作を行いました。八戸工場大学美術部とは、昨年からスタートした八戸工場大学に関わるアーティスト・デザイナー・クリエイターによって本企画のために結成されたユニットです。それぞれに多様なジャンルで活躍中のメンバーですが、本企画では工場について学び、知り、チームとして制作を行いました。各メンバーの経歴や本企画へのステートメントは、会場のパネルでご紹介しています。

美術部による「屋上タンク庭園」は必見です。会期も残すところ2日。炎も出続けているようです。


(菊地)

会期中の様子

初日の会場風景です。
予想を上回る来場者でした。そしてこの日、小林眞八戸市長・JXの皆様・尾刀幸雄八戸工場大学学長・菊地拓児八戸工場大学美術部主宰と、このプロジェクトに関わる代表4者が揃い踏み。
















昨日からはいよいよ炎も上がりました。この3連休は、企画も含めて盛り上がりそうです。

(菊地)

設営中の様子

年末と年始にかけて行った八戸の現場制作風景です。













特に年明けに実施した、暴風雪に巻かれながらの連日の屋上作業はハードでした。しかし、北海道からコールマインラボの林哲氏と北海道教育大学のT氏の2人がサポートに入ってくれたため、何とか乗り切る事が出来ました。幸い、大きな事故や怪我もなくオープンにこぎつける事が出来ました。

(菊地)

-162℃の炎を見よ!

新年おめでとうございます。
1月5日より、八戸にて滞在制作を行っています。いよいよ、本日オープンとなります。諸状況により、LNGタンカーの接岸が遅れていますが、本日入港予定です。そのため、炎が出るのは明日になるかもしれません。会期中、いつどのタイミングで炎が出るのかも楽しんでいただけるのではないかと思います。
いま、ここでしか見る事の出来ない炎を見に、ぜひ八戸へ。


(菊地)

年内制作完了

屋内作業を中心とした、年内の制作が終わりました。年明けは、いよいよ屋外設置作業が中心の過酷な作業となります。美術部メンバーが減る年明けの現場では、特別にコールマインラボの林哲氏が制作に入ってくれる予定です。三笠では数年がかりで川俣正氏と共に制作を行った林氏の参加は大変心強く、無事に完成させるべく全力で推進します。コールマインラボのスローガンである「総力の発揮」「責任の完遂」「業績の向上」(上砂川に現存する炭鉱の標語)を胸に刻み、安全第一にて作業にのぞみます。

(菊地)

八戸で滞在制作中

現地での施工が始まりました。初日は搬入と墨出し、加えて間仕切りの設置など。今日から本格的な工事が始まります。年をまたぐ長期戦。寒さと乾燥に負けずに頑張りましょう。久しぶりに見るLNGタンクは、エネオスマークが設置され、99パーセントまで完成しているとか。
例によって制作の最前線にいるので写真を取る暇がなさそうです。FACEBOOKでは事務局がこまめに現場の様子をアップしていますのでこちらをご覧ください。

八戸工場大学FACEBOOK

(菊地)

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