三笠ふれんず第3期会員募集スタート

北海道インプログレス・三笠プロジェクトを支援する会『三笠ふれんず』の第3期会員募集が始まりました。1期2期にご入会された方は勿論、どなたでも入会できます。
三笠プロジェクトは会員制のアートプロジェクトですので、プロジェクトを楽しむには会員になっていただくのが一番です。1口1万円と有料ではありますが、会報や会員向けのイベントの他、会員特典として川俣正による限定作品が提供されます。これまでは、体育館に制作中のインスタレーションのプランドローイングでしたが、作品はほぼ形になりましたので、今回からは新しい絵柄になる予定です。会員の皆様の会費を原資に、インスタレーション制作の材料費や環境整備、イベント、グッズ企画などを行っています。
ご参加、お待ちしています。


ご入会はこちらからどうぞ

(菊地)

三笠 プロジェクト 2014

今年の三笠プロジェクトは、7月に実施する事になりました。引き続き、制作中のインスタレーションを(今度こそ)完成させる事に加え、これまでとは異なる新しい会員向け企画を用意していますので是非ご期待下さい。

2008年に始まった下準備期間から数えると、三笠でのこの取組みも7年目となりました。体育館での制作は、今年が区切りの年になるでしょう。 会員の皆様、今年も一緒に楽しみましょう。


(菊地)

アートプロジェクト 芸術と共創する社会

炭鉱とは直接関係のない話題ですが。
株式会社水曜社さんから「アートプロジェクト 芸術と共創する社会」という本が出版されました。昨今日本各地で行われているアートプロジェクトとは一体なんなのか、その歴史と位置付けなど多角的に考察すべく多様なゲストをお招きして開催した講座と勉強会の記録で構成されています。菊地は企画編集でお手伝いさせていただきました。卒業論文などでアートプロジェクトを取り上げる学生も増えているとかで、プロジェクトの現場で駆け回る方々も含めて、実践と考察の両面において何らかお役に立てばと願っています。




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かつて川俣正が、書籍「そらち炭鉱遺産散歩」に寄せた文章の中で、「文化的催しによる地域再生はいろいろなところで行われているが、ややもすると奇抜なアイデアのみがメディアに掲載され、短期間に消費されてしまう。新しい試みは、以前あった歴史そのものに手軽な歴史を上乗せし、簡単に今まであった歴史を消費してしまう」と、軽薄な文化イベント主義に警鐘を鳴らしていました。また、アートブロガーのテツさんは、ブログ・中年とオブジェの中で、『レジャーランド化する地方アートプロジェクト』という表現をされています。アートプロジェクトが秘める可能性と功罪について、私自身も実践を続けながら探っていきたいと思います。


(菊地)

常磐、炭鉱、アート

常磐炭田方面に足を伸ばしました。年末から年始にかけて、炭鉱に関係する展示が複数開催されていたのです。せっかくなのでご紹介を。

まずはいわき市内中心部にあるギャラリー コールピットで開催された萩原義弘さんの写真展『黒い屋根 -炭鉱住宅の記憶-』。このギャラリーは、戸部記念財団という財団が企画運営しているのですが、かつては常磐炭田で戸部炭鉱という炭鉱を経営していた歴史があるのです。炭鉱閉山後、奨学金制度や文化芸術の振興などを行う財団として立ち上がったそうです。それで、コールピット。前から気になっていたのですが、ようやく足を運べました。

前置きが長くなりましたが、ギャラリーの企画で頻繁にいわきに足を運んだ萩原さんによる、常磐炭田の炭鉱住宅とその暮らしや文化にスポットをあてた展示でした。タイトルの黒い屋根というのは常磐のみに存在したと思われる、独特の住宅仕様を意味しています。巨大な鉱業所施設ばかりが産業遺産として注目されがちですが、住宅やその生活文化を丁寧に見つめていく事も大切な事だと思います。コールマインラボも炭鉱から発祥した北海盆唄を調べていましたが、北海盆唄にも影響していると言われる、常磐の盆踊り文化がこれまた凄い。30年という長きに渡り、炭鉱町を見続けてきた萩原さんならではの、静かで力強い展示でした。

次は、同じくいわき市にある森美術館(六本木ではないですよ)で開催されていた、竹内公太『影を食う光』。前述の会場でお会いした萩原さんに「すごく面白い展示やっているから」とご案内&お連れいただき、拝見する事が出来ました。聞けば作者の竹内さんは、私と同じ東京芸大の先端芸術表現科のご出身。主に映像メディアで作品を発表されているようで、会場では複数の作品が展示されていました。中でも、展覧会タイトルにもなっている、影を食う光。かつて炭鉱景気で活況したいわき湯本にあった劇場・三凾座(みはこざ)が解体される様子を撮った映像インスタレーション。素晴らしい展示でした。この他にも、常磐の炭鉱や地域の歴史をテーマにした作品もあり、とても見応えのある内容。
炭鉱に関しては素人なので勉強中ですと仰っていましたが、知識や経験の大小とは別のところで、作家の姿勢というものが作品から滲み出るものだと強く印象に残りました。

続いて、竹内さんからオススメいただいた水戸芸術館のダレン・アーモンドの『追考』。ダレン・アーモンドはイギリス人現代美術作家。中央シベリア高原にあるノリリスクのニッケル鉱山で撮影されたインスタレーションや、比叡山の礼拝を追った映像など、空間と映像を巧みに絡ませた展示。彼が育ったウィガンという町はかつて炭鉱で栄えた歴史があり、そのまちで肉体労働に従事していた父へのインタビュー映像は、なかなか迫ってくるものがありました。

一般的に話題にはなっていないのでしょうが、常磐でこれだけ炭鉱関連の展示が同時期に行われていたのです。昨年の原爆の図丸木美術館の展覧会もそうでしたが、きちんとした見応えのある炭鉱の展示が不定期でも連続で見られるのは嬉しいです。


躍進する常磐炭田(イメージ)

(菊地)

八戸工場大学文化祭 終了

八戸工場大学文化祭、会期終了しました。会期中には工場関係の方をはじめ様々な方にご来場いただいたようで、この活動を知っていただくとてもよい機会になったと思います。ご来場いただいた皆様をはじめ本展実現のためにご協力いただいた皆様にも御礼申し上げます。来年もまた八戸の工場で熱くなりましょう。

この他にもいくつかご報告、ご紹介したい事がありますので、追々アップしたいと思います。

(菊地)

八戸工場大学文化祭 開催中!

23日まで、八戸工場大学の文化祭が開催中です。

会場の福年ファクトリーという場所は、市民の様々な文化活動を膨らませる、誰でも自由に使える、まちなかの活動の拠点として今年オープンしたスペースです。今回は、そのスペースのほとんどを工場大学でジャックさせていただいてます。福年ファクトリーの向かいにある福年ラボという第二スペースまで工場の展示で埋め尽くされています。

下記ブログで会場の様子が写真入りで紹介されています。
好きな街八戸から
やまぎしかりんの「ちょっと、遠くへ行きたい」


また、青森テレビ「八戸発!みなとの未来」の動画がアップされています。工場大学の講義の様子や、学長が案内する八戸の工場紹介もおすすめです。
八戸発!みなとの未来


第二次産業とアート。炭鉱のように国内ではほぼ消滅してしまった産業と、現役あるいは今後の発展の可能性も含んだ産業。それぞれ見て行く事が個人的には非常に興味深いものになっています。そもそも八戸での工場アートを推進するにあたり、炭鉱との比較が念頭にありました。終わってしまったものをどう残してどう表現してどう伝えていくのかという事には様々な限界を感じる事も多いです。

一方で八戸の魅力的な工場群と出会ったとき、産業が元気で活力があるうちから何か手をつけていく事で、違う結末に持っていく事が出来るのではないか、と思いました。

企業に管理されている鉱山への撮影経験や、自身の民間企業経験などから、そこへ入る事の難しさ・ハードルの高さはよく理解しています。ですが、それ故に、実現できればそれは凄いものになるはず。。。まだまだ先は長いですが、今回の文化祭は確実に前へ向う一歩になったと思います。ぜひ、ご覧ください。


(菊地)

八戸工場大学文化祭 オープン!

青森県八戸市の取り組み「工場アート」の今年度の集大成としての展示が始まりました。工場大学というネーミングから、市民参加ありきのゆるい企画をイメージされる方もいるかもしれませんが、今回の展示はかなり見応えがあります。

若手アーティストの田中一平氏と飯田竜太氏が、それぞれ八戸の工場(八戸セメント、三菱製紙八戸工場)とコラボレーションして作品・展示をつくりあげています。セメントと紙という産業の基礎資材が、アーティストの手によってどのような作品となっているのか、ぜひ会場でご覧下さい。


また、せんだいデザインリーグ2013卒業設計日本一決定戦にて日本一に選ばれた、八戸の工業団地をサイトにプランニングされた、高砂充希子氏の「工業の童話/パブリンとファクタロー」の展示もあります。


そして菊地はこの事業の根幹にある「稼働中の工場でアートプロジェクト実現」に向けたコンセプト展示を行っています。

さらに、八戸の工場景観マップと市内の工場群の写真展示、工場をモチーフとしたグッズ企画のサンプル展示、各工場提供による、工場アイテムセレクションなど、見どころ満載の展示となっています。











展示は12月23日まで。会場は八戸中心市街地にある福年ファクトリー。入場無料。 ぜひ、ご覧ください。

八戸工場大学フェイスブック


(菊地)

八戸工場大学 文化祭

青森県八戸市が取り組む、工場×アートの取り組み。今年は「八戸工場大学」と題したスクーリングプログラムを行っています。講座の集大成として、文化祭を開催します。展示の主役はゲストアーティストと受講生ですが、菊地もコンセプト展示をしますので、是非ご覧ください。







(菊地)


八戸工場大学 開学! 受講生募集中

菊地です。諸用で北海道に行っていました。秋の三笠プロジェクトに向けて、少しずつ準備が始まっています。

さて、以前から予告していた八戸の工場×アートの取り組み、今年度の企画がパブリッシュされました。今年は、工場大学をやります。工場について多角的に学ぶスクーリングです。








詳しくはこちら

コールマインラボの田中一平くんが招聘アーティストに選ばれ、プログラムを行う事が決まりました。その他、昨年度もご登場いただいた岡田昌彰先生と、八戸在住のアーティスト飯田竜太氏といったゲストラインナップです。菊地も引き続き関わっています。

現役で稼働中の大規模な工場でアートプロジェクトをやろうという無謀なこの試み、今後の展開にご注目ください。

(菊地)

ラヴァンデリアで炭鉱を語る

先の記事にも書きましたが、原爆の図丸木美術館での展覧会「坑夫・山本作兵衛の生きた時代」の関連プログラムとして、7月27日午後2時より、「炭坑を語る」と題してギャラリートークが行われます。スピーカーは、萩原義弘(写真家) ヤリタミサコ(詩人) 菊地拓児(コールマイン研究室) の3人です。昨年末にも実現したクロストークですが、今回はその第二弾となります。

そしてさらに、第三弾もあります。7/27のトークから一週間後、今度は会場を新宿のカフェ・ラヴァンデリアに移して開催する事が決まりました。どのような内容になるのか、今から楽しみです。以下、インフォメーションです。ぜひ、ご来場ください。




ラヴァンデリアで炭鉱を語る/ヤリタミサコ+萩原義弘+菊地拓児
日時: 8月3日(土)17時から19時
語り手: 萩原義弘(写真家) ヤリタミサコ(詩人) 菊地拓児(コールマイン研究室)

原爆の図丸木美術館で「坑夫・山本作兵衛の生きた時代〜戦前・戦時の炭坑をめぐる視覚表現」展が開催され、美術館とポレポレ東中野では、トークイベントと関連映画上映とが予定されています。ラヴァンデリアでは、炭鉱をめぐって、写真家の萩原義弘さん、ヤリタミサコさん、菊地拓児さんとのトークと、参加者からの質問をいただく予定。

会場:カフェ・ラヴァンデリア
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F
TEL: 03-3341-4845 FAX: 03-6380-5891


東京でこのようなイベントが連続的に開催される事は凄くよいですね。そして空知の産炭地では、川俣正+Coalmine Lab.の三笠プロジェクトが完成に向けて準備中、岡部昌生さんは再び夕張に向っているそうです。東海大学の水島先生(映像を切り口とした研究・ワークショップを実施)も引き続き夕張に通われているとの事。今後も様々な動きがありそうです。

(菊地)


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