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三笠プロジェクト2013 レポート第1弾

三笠プロジェクト2013の一連のプログラムが終了しました。ご参加・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。では、レポートをご覧ください。
(制作中の写真を撮る余裕がなかったので、手元にはほとんど無く、取り急ぎの画像で失礼します。ふれんず世話人のT部さんのブログからの転載も混じってます。追って入手次第またアップします)




10/19
菊地、川俣氏が北海道岩見沢入り。岩見沢市内の会場を借りて前夜祭と称した会員向けのイベントを行いました。学生が一生懸命企画して菊地がデザインコーディネートしたグッズが完成し、お披露目と販売も行いました。
スピーチの中で川俣氏が「秘密結社としての三笠ふれんず」を強調し、このつながりでどこまでやれるか実験していくという三笠プロジェクトの基本コンセプトを再認識しました。その後は二次会へ進み、同級生の皆さんと一緒に昔の話とこれからの話で盛り上がりました。12時半くらいまで飲んで、川俣氏は温泉宿泊施設・太古の湯、菊地は定宿の民宿アンモナイト泊。

前夜祭の様子






10/20
午前中に制作現場の下見。この一週間の段取りを確認。左岸の形状変更と川の制作、そして内部の制作の工程など。他にもいくつか今後の可能性のためのリサーチや下見などをし、札幌へ。昼食を取る暇もなく道立近代美術館でアートゼミ。今回は事前の広報が遅かったのですが、学生を含めて100人以上の参加がありました。
本番のプログラムも事前準備が追いつかず、筋書きが固まらないまま突入してしまいました。川俣氏が話すスライドも菊地がアンモナイトで早起きしてつくったものだったりして、完全に出たとこ勝負でしたが、結果的に面白い内容になりました。あのときあの場にいた人だけが共有できたと思いますが、前日に引き続き、ここでも三笠プロジェクトのスタンスが明確に示されました。終了後は札幌で懇親会。翌日からの制作に備えて早めに解散。三笠へ帰還。アンモナイト二連泊。

道立近代美術館でのアートゼミの様子




やはり中心は三笠プロジェクト、三笠ふれんずの話題


グッズの販売も行いました。


今年のグッズ。バッジ2種、バッグ2種、てぬぐい。








10/21
この日、北海道新聞の朝刊全道版文化欄に川俣正のエッセーが掲載されました。二ヶ月ほど前にオファーがあり、先日締め切りオーバーしてギリギリで入稿したものです。菊地は事前に原稿を見ていたのですが、少し表現を丸くした部分はあるものの、川俣氏らしいラディカルな指摘に富んだ内容が載りました。これ必見です。
現場では朝から制作スタート。北海道教育大学岩見沢校芸術文化コースと室蘭工業大学の学生らが現場入り。地形の地上と地下の作業に入りました。地下は、未完成部分の制作。地上は左岸の解体と修正。
16時くらいから日が落ちて暗くなり、冷え込んでくる18時過ぎに現場作業は終了。宿舎に移動して炊事担当の学生の素晴らしい夕食で癒され、その後は学生と1時過ぎまで炭住マケットづくり。今年もプラス500個が目標です。シャワーを浴びて2時就寝。





10/22
制作二日目。午前中に三笠小学校六年生のワークショップを行いました。マケットの組み立てを経験してもらい、川俣氏と共に地形に設置するというもの。裏側には自由に絵を描いていいと伝えると、みんな思い思いに絵などを描いていました。
体育館では、地上の形状が変わり、地下への入り口部分には右岸と左岸をつなぐ形で地形が張り出しました。鑑賞者はトンネルの中を抜けていくような動線となります。この日は宿舎に戻って少し作業をして夜はスライドショーなどをしました。今年はとにかく食事が最高。昨年は野菜不足とビタミン不足で口内炎が出来ましたが、今年は普段よりも全然いいものを食ってます。
寝る前に、最終日に学生にプレゼントするアートピースの仕上げ作業。去年は石炭でしたが、今年はもう少し記念になるものを制作しました。川俣氏も太古の湯で夜な夜な会員特典のドローイングを描いていました。



10/23
制作三日目。三笠小学校のワークショップ、今度は六年生が来てくれました。小学生のうちから現代美術の制作に参加するというのは中々ないんじゃないでしょうか。それも地元出身で、超一流の作家から指導を受けるなど。 地下の制作ですが、諸々予期しない事があり、予定より遅れ気味。精神的にも少し参っていたのですが、この日から合流したコールマインラボ林哲氏のたのもしい行動力と段取りで完全にモチベーションを取り戻し、終日めいっぱい作業。18時にいったん解散して学生を宿舎へ戻し、宿舎で食事を取って体を暖めた後に現場に舞い戻る。無人で冷え込む深夜の体育館で菊地&林は1時まで残業。シャワーを浴びて3時就寝。



10/24
制作四日目。期間中は基本的に、6時半起床、7時朝食、8時半作業開始、というタイムスケジュール。
地上の作業は一段落し、川俣氏がたった一人で白ペンキを塗ったりして、ゆったりした時間が流れていました。が、地下はフルスピードで作業進行。両大学の学生総出で制作。地下は、地上が出来上がってからでないと制作出来ないという事情があり、地上を追いかける形で進むしかないのです。
夜は翌日の公開を控えて、学生中心の打ち上げ鍋パーティー。菊地林も現場に目処をつけて1時間遅れで10時に合流。川俣氏の仕切りで、記憶する限り過去最高に盛り上がりました。こういう仲間感が、アートプロジェクトにはとても大切で、作業にも影響するのです。このメンバーが将来もふれんずとして関わり続けてくれるような気がしました。翌日の公開イベントを見据えて、いつもより早く就寝。

地下を制作するコールマインラボ




10/25
最終日。地上では川俣氏がマケットを配置。地下はまだまだフルスピードで仕上げ作業中。なんとか昼過ぎに目処をつけて、取材などに対応。ギリギリで16時の公開に間に合わせました。どこまでいけるか不安でしたが、本当に学生やボランティアの方が頑張ってくれたおかげで当初の目標(点光6万個)をクリアしました。。。
お披露目には会員の方々をはじめ、東京から足を運んでくださった方もいらっしゃいました。グッズもたくさん買っていただきました。会場では、川俣氏のスピーチと交流会を経てコンサートへ。
菊地林はどうしても札幌へ戻らなくてはならず、コンサートと打ち上げには参加出来ませんでしたが、完成と公開を無事に見届けることが出来て一安心。心地よい疲労感に包まれながら三笠を後にしました。



以下、川俣正による「かつての炭鉱町をモチーフとしたインスタレーション」





以下、地形内部。コールマインラボによる「夜の炭鉱町のインスタレーション」
(本当にこの作品は写真だとイメージが伝わりません)









お披露目イベントでの一コマ。左:川俣正、右:菊地拓児。



地形をバックにコールマインチームの記念撮影。左:林哲、右:菊地拓児。



10/27
工具の引き上げと現場の整理で再び美園に足を運びました。今後の見学受け入れについては現在調整中ですので、また追って北海道インプログレスホームページでお知らせする予定です。北海道は長い冬が迫っています。



これにて、三笠プロジェクト2013のプログラムは全て終了。色々な方に助けていただいて、ここまでたどり着いたという感じです。コールマインラボはこれまで川俣氏と一緒に炭鉱をテーマとした展示を行ったりしてきましたが、作品としての完全コラボレーションはこれが初めてです。作品の中に作品がある、しかもどちらも写真では伝わらない、現地で体験しないと分からないような作品です。これは是非現地で鑑賞していただきたいです。

地下も地上も、ほぼ完成を見ましたが、本完成には至ってません。来年もやります。
なにがどこまでいけるのか分かりませんが、引き続きプロジェクトは継続していきますので、今後にもご期待ください。
本当にお疲れさまでした。また来年、三笠で会いましょう。
※写真が手に入り次第、またアップします。

(菊地)

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  • 2019.10.11 Friday
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