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舞台は北の炭鉱町。

菊地です。炭鉱町が舞台の小説「カシオペアの丘で」をご紹介します。
物語が展開する北海道の「北都」という架空の町は、北海道空知に実在する某炭鉱町がモチーフになっています。巨大な観音様がある町と言えば、分かる方は分かるのではないでしょうか。火災が起こった坑内に注水を決行して悪人扱いされる経営者や、地域を牛耳る炭鉱会社など、誰やどこがモデルになっているか分かっていると、非常に興味深く読む事が出来ます。炭鉱町が舞台になるお話というのは概して「重い・暗い・悲しい」のですが、この小説もヘビーウェイトです。
個人的に興味深かったのは、観音様が物語の重要なキーになっている点です。もちろん設定は架空のものですが、道民なら誰でも知っているであろう、あの大観音像を取り上げて、(ストーリーの中で)重要なシンボルに見立てているのは驚きました。ご興味持たれた方はぜひ。



そして、もう一点ご紹介。1984年に放送されたテレビドラマ「昨日、悲別で」。
ご存知の方も多いでしょうが、脚本は「北の国から」で有名な倉本聰さんが手がけています。放映後、現在までソフト化されていないため、長らく見る事が出来なかったのですが、最近(?)某動画サイトに全話がアップされ、見る事ができます。ドラマに登場する「悲別ロマン座」というのは旧住友上歌鉱会館です。
舞台となっている「悲別」は架空の炭鉱町ですが、当時は空知管内でもいくつか炭鉱が操業していたので、稼動している鉱業所や石炭運搬列車のシーンを見る事が出来ます。エンディングのクレジットには[ 協力 空知炭鉱(株)]と書かれていました。寂れていく炭鉱町の悲哀と、その町を捨てた若者の苦悩が伝わってくる、良質な人間ドラマです。



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  • 2019.10.11 Friday
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