菊地です。アートプロデューサー養成講座2009の報告です。今年は8月9,10日の二日間にかけて、レクチャー&ワークショップ形式で開催されました。会場は昨年と同じく三笠市のミカサモダンアートミュージアムです。
↓菊地・田中のコールマインラボチームは前日の8日に現地入りし、会場セッティングの後に三笠市役所の逢坂さんに市内を案内していただきました。田中研究員は初の北海道です。下の写真はご存知、住友奔別炭鉱の立坑ヤグラ。
↓奔別といえば、おそばやさん「更科」。炭鉱創業時から続く老舗ですが、逢坂さんによると、幾春別の大火事の時、周囲が全焼したのになぜかこの建物だけが火災の被害を受けなかったそうで、地元では七不思議と言われているそうです。
↓桂沢湖。現在ダムの増築工事中で、完成すると水かさが8Mほど上がるとの事。写真の恐竜は湖に沈んでしまうのでしょうか。。。
↓今回のプログラムのために田中研究員が制作したミュージアムの模型。図面を入手できたので比較的作りやすかったとの事。
↓初日のプログラム、川俣正氏によるレクチャー「ミュージアム再考」。会場となったのはKAWAMATA ROOM。教育大の学生さんをはじめ、遠方からもたくさんの方がご参加してくださいました。
↓午後からは会場を教室に移してワークショップのスタートです。ミカサモダンアートミュージアムをモデルに、どんな美術館が考えられるのか、アイデアを出していきます。ブレインストーミング方式で参加者から案を出してもらい、意見を交わしながら案を整理し、絞込みをしていきました。
↓書き出されたアイデアの数々
↓コールマインラボ北海道ブランチオフィスの相馬研究員。今回は札幌から駆けつけ、三笠発祥の盆唄をアレンジしたBGMを現地でアレンジしてくれました。今回は準備期間も少なく、難しい状況の中でしたが、今後はさらにプロジェクトの音楽面を何らかサポートしてもらえれば、と思っています。
↓初日のプログラム終了後、会場を旧幌内小学校に移して懇親会です。ここはまだ新しい廃校で、教育大が宿泊施設として整備しています。三笠市では来年度いっぱいで他にも廃校が三校出るそうです。最盛期には奔別炭鉱の裏にあった幾春別小学校は東洋一の児童数を誇ったとの事ですが。。。
↓学校内に炭鉱の資料室がありました。資料を見ていくと、子供達も閉山の重さを強く感じていた事が伝わってきます。
↓昭和30年代の航空写真が展示されていました。川俣氏が懐かしそうに当時の家を探しています。
↓二日目のプログラムスタート。前日のアイデアラッシュを元に具体的に方向性を絞り込んでいきます。
↓コールマインラボではいつもお世話になっている吉岡先生登場。ミュージアムは吉岡先生の母校という事もあり、学校・炭鉱・三笠について語っていただきました。
その後、アイデアのまとめと来年の企画について話あい、プログラム終了となりました。
↓教室はプログラムが終わった後もそのままの状態で展示されます。アイデアの数々が部屋中に展示されています。どのような案が出て、どのような方向性にまとまっていったのか、ここに書いてしまうと面白くないので、気になる方はぜひ現地へ足を運んで見てください。
↓これは???
最後に会場の後片付けと展示整備をして、今回の任務は完了。今後の三笠プロジェクトの展開にご期待ください。
今回は天候に恵まれ、晴天の下、ひっそりとした学校で「夏休み」のような数日でした。遠くに見えるズリ山は、それと分からないくらい、緑に覆われていました。
ご来場・ご参加いただいた皆様、北海道文化財団・教育大岩見沢校・三笠市の担当者の皆様、そして田中研究員・相馬研究員、本当にお疲れさまでした。 以上、報告でした。
↓菊地・田中のコールマインラボチームは前日の8日に現地入りし、会場セッティングの後に三笠市役所の逢坂さんに市内を案内していただきました。田中研究員は初の北海道です。下の写真はご存知、住友奔別炭鉱の立坑ヤグラ。

↓奔別といえば、おそばやさん「更科」。炭鉱創業時から続く老舗ですが、逢坂さんによると、幾春別の大火事の時、周囲が全焼したのになぜかこの建物だけが火災の被害を受けなかったそうで、地元では七不思議と言われているそうです。

↓桂沢湖。現在ダムの増築工事中で、完成すると水かさが8Mほど上がるとの事。写真の恐竜は湖に沈んでしまうのでしょうか。。。

↓今回のプログラムのために田中研究員が制作したミュージアムの模型。図面を入手できたので比較的作りやすかったとの事。


↓初日のプログラム、川俣正氏によるレクチャー「ミュージアム再考」。会場となったのはKAWAMATA ROOM。教育大の学生さんをはじめ、遠方からもたくさんの方がご参加してくださいました。


↓午後からは会場を教室に移してワークショップのスタートです。ミカサモダンアートミュージアムをモデルに、どんな美術館が考えられるのか、アイデアを出していきます。ブレインストーミング方式で参加者から案を出してもらい、意見を交わしながら案を整理し、絞込みをしていきました。




↓書き出されたアイデアの数々

↓コールマインラボ北海道ブランチオフィスの相馬研究員。今回は札幌から駆けつけ、三笠発祥の盆唄をアレンジしたBGMを現地でアレンジしてくれました。今回は準備期間も少なく、難しい状況の中でしたが、今後はさらにプロジェクトの音楽面を何らかサポートしてもらえれば、と思っています。

↓初日のプログラム終了後、会場を旧幌内小学校に移して懇親会です。ここはまだ新しい廃校で、教育大が宿泊施設として整備しています。三笠市では来年度いっぱいで他にも廃校が三校出るそうです。最盛期には奔別炭鉱の裏にあった幾春別小学校は東洋一の児童数を誇ったとの事ですが。。。


↓学校内に炭鉱の資料室がありました。資料を見ていくと、子供達も閉山の重さを強く感じていた事が伝わってきます。


↓昭和30年代の航空写真が展示されていました。川俣氏が懐かしそうに当時の家を探しています。

↓二日目のプログラムスタート。前日のアイデアラッシュを元に具体的に方向性を絞り込んでいきます。


↓コールマインラボではいつもお世話になっている吉岡先生登場。ミュージアムは吉岡先生の母校という事もあり、学校・炭鉱・三笠について語っていただきました。

その後、アイデアのまとめと来年の企画について話あい、プログラム終了となりました。
↓教室はプログラムが終わった後もそのままの状態で展示されます。アイデアの数々が部屋中に展示されています。どのような案が出て、どのような方向性にまとまっていったのか、ここに書いてしまうと面白くないので、気になる方はぜひ現地へ足を運んで見てください。


↓これは???

最後に会場の後片付けと展示整備をして、今回の任務は完了。今後の三笠プロジェクトの展開にご期待ください。

今回は天候に恵まれ、晴天の下、ひっそりとした学校で「夏休み」のような数日でした。遠くに見えるズリ山は、それと分からないくらい、緑に覆われていました。

ご来場・ご参加いただいた皆様、北海道文化財団・教育大岩見沢校・三笠市の担当者の皆様、そして田中研究員・相馬研究員、本当にお疲れさまでした。 以上、報告でした。