岩見沢プロジェクト2日目

制作二日目。
菊地と学生は三笠プロジェクト(旧美園小学校)の作品メンテナンス。定期的に整備作業を行っていますので、作品完成後数年経った今も綺麗な状態を維持しています。建物自体の屋根の痛みが激しいのが悩みのタネですが、2017年夏現在は見学可能ですので、まだ鑑賞されていない方はお早めに是非ご覧下さい。




作業後は、炭鉱の記憶推進事業団が見学公開している住友奔別炭鉱跡地を見学してきました。こちらも施設の痛み具合はかなりなものですが、まだまだ健在です。三笠というまちが炭鉱で発展してきた歴史を現在に伝える貴重な遺産です。





その後は岩見沢のプロジェクトサイトへ。川俣氏とふれんずメンバーが作業を進め、前日からさらに丸太の構造物が増殖していました。ボルトナットや杭を使い果たしたところで作業は終了。これにて、北海道インプログレス2017夏のプログラムは全て終えました。
ご参加いただいた皆様、暑い中本当にお疲れさまでした。

今後クリアしなければいけない課題も山積みではありますが、岩見沢プロジェクトの制作としては良いスタートを切れたんじゃないでしょうか。25年は続けたいという話になっており、今年はまさしく1/25の記念すべきプログラムでした。

このプロジェクトを最大に楽しむ支援の仕組み「三笠+ふれんず」は新規会員募集中ですので、是非入会してプロジェクトメンバーになってもらえると嬉しいです。美術手帖7月号のインタビュー記事で川俣氏が語っていたように、昨今の芸術祭ブームのさなか、会員制・独自のコミュニティ・顔の見える関係性だからこそ出来る事を探っていきたいと思います。今後の展開にもご期待下さい。


三笠プロジェクトの作品見学申し込み、三笠+ふれんずの入会はこちらから


(菊地)

岩見沢プロジェクト、制作スタート

告知していた岩見沢プロジェクトのプログラムがスタートしました。

今年も、毎年恒例の三船での「会員限定 三笠ふれんずの集い」から始まります。



プロジェクトサイト(仮ですが)は旧岩見沢競馬場(ばんえい競馬)の駐車場跡地。かつて川俣氏が帯広のデメーテルでばんえい競馬をモチーフにした作品を発表したのも、偶然ではないかも。
とにかく、ロケーションが抜群の場所です。昨年のリサーチで見つけました。



昨年、川俣氏が行った奈良でのプロジェクトの廃材(と言うには勿体ないくらい立派な)足場丸太。ふれんずで購入し、岩見沢まで運びました。




制作前日、現場を下見中の風景。予想外の地盤の特性を把握。



早速、コアメンバーで施工対策会議。




そして、何とかかんとか制作がスタート。初日の途中経過でこんな感じです。



明日は、川俣氏らは引き続き現場で制作、菊地と学生は旧美園小作品のメンテナンスを行います。旧美園小の作品は事前申し込み制で見学を受け付けています。



今後の展開にもご期待下さい。


(菊地)

岩見沢プロジェクト 2017

日程、内容、決まりました。
昨年、本プロジェクトのために丸太を大量に購入したので、今年はこれを使って山型の巨大インスタレーションのデモンストレーションを行います。場所は、岩見沢郊外にある旧競馬場跡地の駐車場。見晴らしがよく、気持ちのいい原っぱです。丸太を立てていく作業を行う予定です。どなたでも見学出来ますので、是非ご来場下さい。


日時:7月22日(土)−23日(日)
会場:旧競馬場跡地の駐車場
(岩見沢市日の出町444)
※ JR岩見沢駅よりタクシーで10分程度。

敷地入り口に三笠ふれんずが看板を立てるようなので、それを目印に入って下さい。


(菊地)

三笠プロジェクト カタログ情報

これまでも何度か書いていますが、3年の制作期間を経て昨年完成した三笠プロジェクトの記念カタログが近々完成します。来月には、札幌と岩見沢で刊行記念イベントを行い、カタログのお披露目と販売、加えて川俣正による現代美術講座を実施します。
助走期間が数年あり、調査やディスカッションを通じてプロジェクトサイトが決まったのが2011年、そこから3年で作品を制作、そして1年かかって完成するカタログ。そこには三笠での活動だけでなく、北海道インプログレスの軌跡をはじめ、作品の写真、制作風景、プランドローイング、ポスターやグッズなどの制作物などが収められ、三笠プロジェクトを総括するような内容になっています。



オリジナルスリップケース(サイン&エディションNo入り)


カタログ完成に至るまでの事と、私自身の想いも加えながら、カタログについてご紹介します。

旧美園小学校体育館の作品完成が見えてきた頃、作品とそのプロセス、そして会員特典の368点のプランドローイングをまとめたカタログをつくろうという話になったのは自然な流れでした。ドキュメントではなく「カタログ」。ドキュメントの要素も勿論ありますが、いわゆる「アートプロジェクトのドキュメント/報告書」ではなく、美術作品を収録したカタログをつくる方向性になりました。

そして出版形態。あくまで販売を前提としたものですが、第四期会員特典の意味合いもありますし、これまで支援してくれた会員へ向けたものでもあります。三笠プロジェクト最大の特徴でもある、閉じた会員制のプロジェクトの路線から、限定部数の独自かつオリジナルなものがよいだろうと。そして、「三笠ふれんず出版会」が独自に刊行・販売する事となりました。そして、2008年の模索期間から現在まで並走してきた菊地が編集デザインを引き受けました。

定価1万円と高価ではありますが、これまでの会費制と同様に、カタログの売上げはプロジェクト資金になります。美園の維持や整備改修はもちろん、次なるプロジェクトへも活用予定です。

そして何より、数年に渡る活動を振り返り、作品の完成を、会員や関わってくださった方と改めて共有したい、プロジェクトとしての句読点をきちんと打ちたい、そんな思いを込めてカタログを編集しました。現地で関わった人も、そうでない人でも見て楽しめる内容になっています。

関わりの深かった会員の方々には、テキストも寄稿していただきました。個人個人が、主体的に参加し、会費を支払い、続けてきた中で、様々な意見感想を抱き、プロジェクトへの思いを深めている事がよく分かる内容となっています。さらに、菊地の発案でいくつか付加要素を込めてあります。結果、手作業で仕上げるパートも多く、手作り要素も含んだ、三笠プロジェクトらしいカタログになると言えます。


引き続き、コチラから予約を受け付けています。200部限定のため、早々に絶版となる可能性もありますので、この機会にぜひご購入を検討下さい。

7月の出版記念イベントには、川俣氏は勿論、コールマイン研究室(菊地+林)も参加します。ぜひ、現地で皆様とお会いできたらと思います。美園の今後と、次なるプロジェクトへ向けた議論も出てくる事でしょう。ご期待下さい。

(菊地)

三笠プロジェクト2013 レポート第1弾

三笠プロジェクト2013の一連のプログラムが終了しました。ご参加・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。では、レポートをご覧ください。
(制作中の写真を撮る余裕がなかったので、手元にはほとんど無く、取り急ぎの画像で失礼します。ふれんず世話人のT部さんのブログからの転載も混じってます。追って入手次第またアップします)




10/19
菊地、川俣氏が北海道岩見沢入り。岩見沢市内の会場を借りて前夜祭と称した会員向けのイベントを行いました。学生が一生懸命企画して菊地がデザインコーディネートしたグッズが完成し、お披露目と販売も行いました。
スピーチの中で川俣氏が「秘密結社としての三笠ふれんず」を強調し、このつながりでどこまでやれるか実験していくという三笠プロジェクトの基本コンセプトを再認識しました。その後は二次会へ進み、同級生の皆さんと一緒に昔の話とこれからの話で盛り上がりました。12時半くらいまで飲んで、川俣氏は温泉宿泊施設・太古の湯、菊地は定宿の民宿アンモナイト泊。

前夜祭の様子






10/20
午前中に制作現場の下見。この一週間の段取りを確認。左岸の形状変更と川の制作、そして内部の制作の工程など。他にもいくつか今後の可能性のためのリサーチや下見などをし、札幌へ。昼食を取る暇もなく道立近代美術館でアートゼミ。今回は事前の広報が遅かったのですが、学生を含めて100人以上の参加がありました。
本番のプログラムも事前準備が追いつかず、筋書きが固まらないまま突入してしまいました。川俣氏が話すスライドも菊地がアンモナイトで早起きしてつくったものだったりして、完全に出たとこ勝負でしたが、結果的に面白い内容になりました。あのときあの場にいた人だけが共有できたと思いますが、前日に引き続き、ここでも三笠プロジェクトのスタンスが明確に示されました。終了後は札幌で懇親会。翌日からの制作に備えて早めに解散。三笠へ帰還。アンモナイト二連泊。

道立近代美術館でのアートゼミの様子




やはり中心は三笠プロジェクト、三笠ふれんずの話題


グッズの販売も行いました。


今年のグッズ。バッジ2種、バッグ2種、てぬぐい。








10/21
この日、北海道新聞の朝刊全道版文化欄に川俣正のエッセーが掲載されました。二ヶ月ほど前にオファーがあり、先日締め切りオーバーしてギリギリで入稿したものです。菊地は事前に原稿を見ていたのですが、少し表現を丸くした部分はあるものの、川俣氏らしいラディカルな指摘に富んだ内容が載りました。これ必見です。
現場では朝から制作スタート。北海道教育大学岩見沢校芸術文化コースと室蘭工業大学の学生らが現場入り。地形の地上と地下の作業に入りました。地下は、未完成部分の制作。地上は左岸の解体と修正。
16時くらいから日が落ちて暗くなり、冷え込んでくる18時過ぎに現場作業は終了。宿舎に移動して炊事担当の学生の素晴らしい夕食で癒され、その後は学生と1時過ぎまで炭住マケットづくり。今年もプラス500個が目標です。シャワーを浴びて2時就寝。





10/22
制作二日目。午前中に三笠小学校六年生のワークショップを行いました。マケットの組み立てを経験してもらい、川俣氏と共に地形に設置するというもの。裏側には自由に絵を描いていいと伝えると、みんな思い思いに絵などを描いていました。
体育館では、地上の形状が変わり、地下への入り口部分には右岸と左岸をつなぐ形で地形が張り出しました。鑑賞者はトンネルの中を抜けていくような動線となります。この日は宿舎に戻って少し作業をして夜はスライドショーなどをしました。今年はとにかく食事が最高。昨年は野菜不足とビタミン不足で口内炎が出来ましたが、今年は普段よりも全然いいものを食ってます。
寝る前に、最終日に学生にプレゼントするアートピースの仕上げ作業。去年は石炭でしたが、今年はもう少し記念になるものを制作しました。川俣氏も太古の湯で夜な夜な会員特典のドローイングを描いていました。



10/23
制作三日目。三笠小学校のワークショップ、今度は六年生が来てくれました。小学生のうちから現代美術の制作に参加するというのは中々ないんじゃないでしょうか。それも地元出身で、超一流の作家から指導を受けるなど。 地下の制作ですが、諸々予期しない事があり、予定より遅れ気味。精神的にも少し参っていたのですが、この日から合流したコールマインラボ林哲氏のたのもしい行動力と段取りで完全にモチベーションを取り戻し、終日めいっぱい作業。18時にいったん解散して学生を宿舎へ戻し、宿舎で食事を取って体を暖めた後に現場に舞い戻る。無人で冷え込む深夜の体育館で菊地&林は1時まで残業。シャワーを浴びて3時就寝。



10/24
制作四日目。期間中は基本的に、6時半起床、7時朝食、8時半作業開始、というタイムスケジュール。
地上の作業は一段落し、川俣氏がたった一人で白ペンキを塗ったりして、ゆったりした時間が流れていました。が、地下はフルスピードで作業進行。両大学の学生総出で制作。地下は、地上が出来上がってからでないと制作出来ないという事情があり、地上を追いかける形で進むしかないのです。
夜は翌日の公開を控えて、学生中心の打ち上げ鍋パーティー。菊地林も現場に目処をつけて1時間遅れで10時に合流。川俣氏の仕切りで、記憶する限り過去最高に盛り上がりました。こういう仲間感が、アートプロジェクトにはとても大切で、作業にも影響するのです。このメンバーが将来もふれんずとして関わり続けてくれるような気がしました。翌日の公開イベントを見据えて、いつもより早く就寝。

地下を制作するコールマインラボ




10/25
最終日。地上では川俣氏がマケットを配置。地下はまだまだフルスピードで仕上げ作業中。なんとか昼過ぎに目処をつけて、取材などに対応。ギリギリで16時の公開に間に合わせました。どこまでいけるか不安でしたが、本当に学生やボランティアの方が頑張ってくれたおかげで当初の目標(点光6万個)をクリアしました。。。
お披露目には会員の方々をはじめ、東京から足を運んでくださった方もいらっしゃいました。グッズもたくさん買っていただきました。会場では、川俣氏のスピーチと交流会を経てコンサートへ。
菊地林はどうしても札幌へ戻らなくてはならず、コンサートと打ち上げには参加出来ませんでしたが、完成と公開を無事に見届けることが出来て一安心。心地よい疲労感に包まれながら三笠を後にしました。



以下、川俣正による「かつての炭鉱町をモチーフとしたインスタレーション」





以下、地形内部。コールマインラボによる「夜の炭鉱町のインスタレーション」
(本当にこの作品は写真だとイメージが伝わりません)









お披露目イベントでの一コマ。左:川俣正、右:菊地拓児。



地形をバックにコールマインチームの記念撮影。左:林哲、右:菊地拓児。



10/27
工具の引き上げと現場の整理で再び美園に足を運びました。今後の見学受け入れについては現在調整中ですので、また追って北海道インプログレスホームページでお知らせする予定です。北海道は長い冬が迫っています。



これにて、三笠プロジェクト2013のプログラムは全て終了。色々な方に助けていただいて、ここまでたどり着いたという感じです。コールマインラボはこれまで川俣氏と一緒に炭鉱をテーマとした展示を行ったりしてきましたが、作品としての完全コラボレーションはこれが初めてです。作品の中に作品がある、しかもどちらも写真では伝わらない、現地で体験しないと分からないような作品です。これは是非現地で鑑賞していただきたいです。

地下も地上も、ほぼ完成を見ましたが、本完成には至ってません。来年もやります。
なにがどこまでいけるのか分かりませんが、引き続きプロジェクトは継続していきますので、今後にもご期待ください。
本当にお疲れさまでした。また来年、三笠で会いましょう。
※写真が手に入り次第、またアップします。

(菊地)

報告 -北海道インプログレス-

菊地です。先日、北海道立近代美術館で行われた、川俣正「北海道インプログレス」プログラムのご報告です。
初日のトークとシンポジウムでは、定員240名の講堂がほぼ満杯になるほど来場者が入りました。会場からの質疑応答も活発で、夜の懇親会も盛り上がりました。そして、翌日のワークショップでは60名ほどの参加者と終日かけてアイデアラッシュを行いました。2009年に三笠でやったワークショップと同じようなスタイルで、参加者全員がアイデアや意見を出しながらブレストしていき、最終的に今後のおおまかな方向性が見えてきました。今後、記録集やウェブを作りながら、3月には室蘭で「学生によるワーキングプロジェクト」としてスタディを行い、夏の三笠では具体的な展開の第一弾を行う予定です。随時、このブログで最新情報をアップしていきますので、ご注目ください。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。今後とも「北海道インプログレス」に参加・ご協力いただけますと幸いです。


▲受付。北海道教育大の学生さんが運営をサポートしてくれました。

▲会場は坑道もとい講堂です。ほぼ満員。200弱入って驚きました。

▲シンポジウム。川俣さんが「なんか知り合いが多くて、ほかとは勝手が違う」と言ってましたが、それは菊地にとっても同じ事で、「知ってる人率の高さ」が異様でやりにくい。。。(苦笑)

▲懇親会。美術館内にあるレストランでやりました。川俣さんのお隣は、同級生の逢坂氏。「野球がうまかったよね」と川俣さんが紹介してました。


さらに翌日は、三笠で市長さんをはじめ関係者の方々にご挨拶をし、廃校のリサーチと川俣氏によるトークを行いました。トークは三笠市民会館が会場だったのですが、こちらも120名もの方にご来場いただきました。地元パワーは凄い。その後、NPO炭鉱の記憶推進事業団の吉岡氏らとメープルロッジで深夜までミーティング?飲み会?を行い、こちらも大いに盛り上がりました。以下、少しだけご紹介します。今回は特別に?ちょっぴりノスタルジックです。


▲奔別でお昼ご飯といえば、ここ! ご存知「更科」。知らない人のために解説すると、このお店は川俣さんらが子供の頃から続くおそばやさん。なんと、建物も当時のままです。

▲冬の奔別。何をおもう。。。

▲お腹がふくれたところで、当時の集落跡を見に行きました。月見坂を登りながら、住友奔別炭鉱の立坑櫓をながめる。

▲夏場は緑ですが、冬は雪がすごい。いつ来ても、ここにかつて何万人もの人が生活していたとはにわかに信じがたい風景です。ただ、お二人は鮮明に記憶していて、「ここに商店があった」とか「ここに橋があった」とか、よく覚えてるんですねぇ。

▲今後の展開に向けて、市内の学校をリサーチしました。当時の資料に、なんと「川俣正」の名前を発見。成績表も残っているらしいです。

▲廃校間近という事で、パネル展示などもたくさんありました。

学校をいくつもリサーチしていて、コールマイン的に強烈だったのは、もうどこへ行っても、当然のように塊炭が鎮座していること。やっぱり普通の町では考えられない光景です。では、三笠の塊炭コレクションをどうぞ。








▲三笠トークのポスター。三笠での川俣さん単独の講演会は実は今回が初めてとのこと。

▲市長さんのご挨拶。この後の川俣さんのトークですが、近美でやったのと微妙に物言いが違ったんです。これはすごく興味深かったです。



川俣さんはこの間、札幌と岩見沢で2回も同窓会をやっていました(笑)。超過密スケジュールだったにも関わらずパワフルです。他にも、色々ありすぎてここには書ききれませんので、オフレコネタは僕のHPのブログででも書こうと思います。
また、コールマインラボ的には、夏の展示に向けた会場の現調と制作打ち合わせを行いました。ご期待ください!
最後に、北海道立近代美術館の学芸課のみなさまをはじめとしたスタッフの方々、教育大学岩見沢の学生さんたち、室蘭工大の先生、そして一番の功労者である逢坂さん!本当にお疲れさまでした。今後もみんなで盛り上げていきましょう!本当にお疲れさまでした!

報告

菊地です。先日、札幌に帰省中に北海道立近代美術館にお邪魔してきました。前回書き込んだ、川俣氏の北海道でのプロジェクトの関係でお話を伺い、館内を下見させていただきました。小さい頃から何度も足を運んできた美術館だけに、講堂やバックヤードには初めて入ったので興奮しました(笑)。今後のプロジェクトの展開にご期待ください。





そして、もう一点。東海大学(湘南キャンパス)の水島久光先生が主催する、夕張をフィールドとした映像ワークショップ「炭都夕張の記憶×映像アーカイブ実践」が今月末に行われます。水島研究室は、2年前から夕張に足繁く通い、元石炭博物館学芸員の青木隆夫氏の協力のもと、石炭博物館資料室に保管されていた膨大な炭鉱関連の映像資料をデジタルダビング。今回のワークショップでは、かつての夕張の風景が写った映像を手がかりに、現在地を割り出し、「いま」の風景を撮影する取り組みを行われます。年代別の複数の映像から風景を切り出し、夕張市内の4ゾーンをそれぞれチームで追いかけるという興味深いプロジェクトです。
コールマイン研究室も、微力ながら協力させていただいてます。撮影当日には、北海道支部の林研究員が同行してくれる事になりました。レポートが楽しみです。

ここ数年、様々な視点・切り口・アプローチによる炭鉱の検証が途切れる事なく続いているのは凄い事だと思います。今回の東海大学のプロジェクトでは、夕張に全く縁のない、若い世代の学生さんにとって、今の夕張の姿が(過去との対比も含めて)どのように映るのか、興味深いところです。


ミーティング in 東京

菊地です。2008年・2009年と、毎年夏に北海道三笠で行ってきた川俣氏のプログラムですが、今夏はいったんお休みになりました。お休みといっても時期をずらすという話で、来年(2011年)の頭に行う予定です。
水面下でその準備がスタートしています。先日、帰国中の川俣氏とプロジェクトの今後の展開について打ち合わせをしました。はるばる北海道からもご担当の方々にご足労いただきました。今年は今後に向けた助走期間とし、来年以降のプロジェクトの展開を模索していく事になりそうです。またこのブログで情報発信していきますので、今後の展開にご期待ください!








一山一家 Tシャツ

菊地です。三笠の展示・レクチャーイベントのために一足早く札幌に入りました。この時期の札幌はやはり涼しい!
▼これは今回のイベントのために制作したコールマインラボのオリジナルTシャツです。題字は書道家の渋谷宏美さんに書いていただき、國盛研究員がプリントしてくれました。

コールマイン研究室 in 三笠 告知





来月開催のイベントの告知です。北海道三笠市(旧産炭地)において川俣正氏とコールマイン研究室によるレクチャー・展示を行います。※参加には事前申し込みが必要となります。
内容についてはまだこれから整理する(苦笑)わけなんですが、通路展の内容から北海道ないし三笠にフォーカスさせた形での展示と、コールマイン研究室の活動概要の紹介レクチャーを行います。コンプリートボックスの初お目見えも含め、通路展を終えてからのNEXTコールマイン研究室の第一歩(旧産炭地での展開)となりますので、ぜひご参加ください。

▼イベント詳細(PDF形式のチラシが開きます)

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