八戸・工場アート展 解説

1月に開催する八戸工場大学の展覧会について、企画意図や背景を少し解説します。



今年1月に、『虹色の狼煙』という工場との連携プロジェクトを実現したのですが、次なるプロジェクトはまだ企画中。少なくとも、今年度中の実現は難しいと思われ、であれば今年はプロジェクトの準備や各所との協議、プランニングを進めながら別の企画をやろうと。八戸は新美術館の計画も進んでいますし、工場大学も今年で5年の節目という事もあり、これまでの学びの蓄積を元に、展覧会という形で1つの句読点を打ってみようと考えました。
以上の計画があった上で、今年度のゲストアーティストには”画家”のSaccoさんをお招きしたという流れです。市民向けのワークショップは初めてと仰っていましたが、本番は参加者の創造力が噴き出してとても盛り上がっていましたし、展覧会では当企画の趣旨に沿った見ごたえのある作品を出品してくれると思いますので、まさしく今年度のゲストにぴったりな作家さんです。

あとは展覧会全体としてどのように訴求力やバラエティを持たせるか、受講生や市民が展覧会づくりに関われる部分をどう設定するか等々から導き出したのが「タワープラント8」です。



この作品についてはまた次回に。


(菊地)

再度、八戸

次なるアートプロジェクトのためのリサーチに行きました。アドバイザーとしてプロジェクト立案をする立場からすると、(前にも書きましたが)8年間、終わる事のないスタディを続けている感覚です。毎回、前例のない事に挑戦するだけに産みの苦しみは伴いますが、同じようなプログラムを手を変え品を変えて毎年繰り返すのに比べるとモチベーションが途切れないです。次なるプロジェクトも八戸でしか実現出来ないものを考えていますのでご期待下さい。



そして、来年1月に現地で開催予定の展覧会に出す作品のマケットを作り、検討を重ねています。久しぶりに詳細の設計が必要な立体作品を制作する予定でいます。

毎年、プログラム構成の都合でイベント事は冬場になるのですが、最近(特に今年)は夏から秋にかけて全国でアートイベントが目白押しなので、こちらはあえて極寒の冬期にやるというズレ具合も気に入っています(苦笑)。工場をテーマにしたちょっと変わった展覧会、ご期待下さい。


(菊地)

八戸工場大学2017



今年も、八戸工場大学のプログラムがスタートしました。定員を超える市民の皆様にご応募いただき、しかも約半分は継続受講生です。今年で5年目になりますので、初年度から参加された方はもう大学院生になりますね。初回講座ではこれまでの取り組みを振り返りつつ、「工場とアート」についてお話をさせていただきました。
2017もプログラムが盛りだくさん。新たな工場の講義をはじめ課外活動(北日本造船さん特別見学!)、クラフト市への出展があり、最後には工場大学ならではの展覧会を開催すべく企画中です。ご期待下さい。

地域で操業する工場に着目し、その魅力・役割を学び、工場や市民と対話を続けながらアート&クリエイティブの視点での発信を試みるこの取組み、TKが発案し八戸に継続的に通うようになって気付けば8年目になりました。


(菊地)

虹色の狼煙 ドキュメント映像公開

1月に実施したアートプロジェクト「虹色の狼煙」ドキュメント映像が完成しました。ゲストアーティストの佐藤時啓氏、ご協力いただいた大平洋金属の皆様にもご登場いただき、非公開だった工場内の投影の様子なども見る事が出来ます。



(菊地)

八戸工場ガイドブック

八戸工場大学による、工場ガイドブックが完成しました。八戸の主要な工場を様々な切り口から楽しめるよう、ルートやトリビアも織り交ぜながらご紹介しています。実際に、八戸在住で工場を楽しんでいるメンバーがおすすめする視点やスポットを掲載していますので必見。工場マニアだけでなく、幅広い層に楽しんでもらえるようなまとめ方となっています。親子で工場景観を楽しめるような企画もあります。勿論、写真撮影をしたい方にも必見の情報が満載。 市内の主要スポットで配布していますので、是非ガイドブックを手に、八戸の工場を堪能してもらえればと思います。 表層ではなく、じっくりと”中身”に触れていく事をコンセプトに据えているのも本取組みの特徴。工場萌えや廃墟萌え、あるいはそれに便乗したアートイベントの類いとは一線を画します。だからこそ、各工場のご協力も得た上で実施出来ています。









そして、北海道インプログレス2016も水面下で始動中。昨年の豪華限定図録に引き続き、今夏もアートプロジェクトらしからぬ”あるもの”をお披露目出来るよう、鋭意準備中です。以前お知らせした映像や新グッズも発表予定です。 雪解けが進み、今年もそろそろ美園小の作品見学が可能な時期になってきました。未見の方は是非ご覧下さい。

(菊地)

八戸工場大学2016

工場×アートのプロジェクト、八戸工場大学。3年目となる今年度は、大きなアートイベントこそやらなかったのですが、次年度に実施予定の企画へ向けた準備とリサーチを着々と進めています。今秋実現を目標に、プランが少しずつまとまってきました。このプロジェクト自体、発想・体制・プログラム内容が、他にはあまりない珍しいものだと思うのですが、現在企画中のアイデアはよりオリジナリティ溢れるものです。
だいぶイメージが浸透してきた「アートプロジェクト」と聞いて想起するもの=変わった場所でのインスタレーションやパフォーマンス、地域の歴史的要素を取り込んだ作品のグループ展、といった定型とは別次元な発想のもので、元々この企画を立ち上げた時に抱いていた「他に類のない、こういうアートプログラムをやってみたい」の一部が形になるかもしれません。とは言え実現出来るのかな。。。まだ分かりませんが(笑)ご期待下さい。

以下、先日改めてリサーチして回った八戸の工場群。どこで、何を、企てているのでしょうか。















(菊地)

鋭意プランニング&編集中

八戸の工場×アート。来年度のアートプロジェクト実施へ向け、黙々とプランニング中です。段階的に積み重ねていくために、次にやるべきはどのようなものか。特に工場大学がスタートしてからは3年間、延々と終わる事のないスタディをし続けている感じです。

そして、三笠プロジェクトの映像編集中でもあります。かつての炭鉱町を模したインスタレーションは、具象とも抽象とも言える作品であり、規模感も含めてとても映像向きだという事がよく分かります。映像では、実際にその目で鑑賞するのとはまた違った見え方を体験出来ると思います。

炭鉱とアート、工場とアート、2016年も取り組んでいきますのでご期待下さい。

(菊地)

八戸は工場のまち

八戸工場大学2015。講座は終了しましたが、先日現地で開催されたクラフトイベント「はっち市」に出展しました。八戸の工場から様々なマテリアルを頂戴し、それらを加工したグッズ等を販売しました。最終日に会場にお邪魔したところ、とても好評で売れ行きも予想以上で驚きました。よい市場調査・マーケティングにもなりましたので、次なる展開にもつながりそうです。



そして今回は、三菱製紙八戸工場を見学させていただきました。八戸工場大学ではここ数年お付き合いもあり、特別に入れていただきました。とにかく色んな意味で圧巻な工場です。八戸にある工場の中でも、かなり規模が大きい部類に入ります。新産都市指定後の第一号誘致企業でもあります。





連続蒸解釜の上まで上がらせていただきました。工場が一望できる高さ。







個人的に最も感動したのはコールセンター。つまり貯炭場です。この建家の奥行きは200m近くあり、大空間を膨大な量の輸入炭が埋め尽くしています。




以下のページでも紹介されています。
TAKEO 紙をめぐる話|紙の生まれる風景 No.05

今回の見学目的はプロジェクトのためのリサーチ。ゲストアーティストの佐藤時啓氏も興奮のご様子。



日頃、なにげなく触れている「紙」が生まれる現場は、大きく、熱い場所でした。改めて、工場凄い!そして24時間三交代で稼働し続ける、生きている工場の姿は本当に美しい。働く人達もかっこいい。
これらのリサーチがどのように結実していくか。。。市民、工場、行政、そしてアーティストの四者による、現在進行形の第二次産業をテーマにした全国的にも大変珍しい取組み、今後の展開にご期待下さい。


(菊地)

八戸工場大学クラフト部 「はっち市」に出展

八戸工場大学のクラフト部が、地元八戸のポータルミュージアム はっちで開催される「はっち市」に出展します。このイベント、八戸以外ではあまり知られていないと思いますが、3日間でのべ1万人の来場があるようです。工場や、製品をモチーフにした様々なグッズなどを販売予定です。菊地も、JXさんとのプロジェクトで好評だった「折り紙八戸工場」を提供します。しかも、新作「八戸鉱山」を初お披露目&販売します。この他にも色々と仕掛けがありますのでお楽しみに。よろしければ是非。

はっち市公式ホームページ

(菊地)

八戸工場大学2015開講中

今年も、八戸工場大学やっております。初回講座でガイダンストークをさせていただいた後、10月3日の第五回講座にもお邪魔しました。第五回講座は、今年度のゲストアーティストである佐藤時啓先生によるワークショップ。作家お手製のテント型カメラオブスキュラで工場を見てみようというもの。これまであまり足を運べなかった山間部の工場で実施しました。カメラの原理を体験する事の出来るプログラム、そして何より大好きな工場をいつもとは違った装置で見る事が出来るとあって、とても盛り上がりました。


おなじみ、八戸キャニオン。


組み立て中の佐藤先生。


秋の空。直前まで雨でしたが、幸いにも晴れました。


お次はココ。さて、何の工場でしょう。


頭をテントに突っ込んで中に写る像を見るという、不思議な体験。

今後は、リサーチを重ねながらプロジェクトのプランニングを行う予定です。この他にも、毎年恒例の岡田先生の登場や地元イベントへの出展、八戸工場マップづくりなど盛りだくさんです。極寒での、JX日鉱日石エルエヌジーサービスさんとのコラボ企画がつい先日の事のように思いますが、八戸はもう冬に突入する気配です。今回も手探り状態ですが、次なるプロジェクト実現へ向けて邁進していきたいと思います。ご期待下さい。
まだ発表出来ませんが、八戸の取り組みが某媒体にて紹介される予定です。今月後半にまたアナウンスしたいと思います。

(菊地)

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