岩見沢プロジェクト 2017

北海道も春が訪れ、三笠プロジェクト(旧美園小)の作品見学の時期になりました。そして夏の岩見沢プロジェクトへ向け、前倒しで第6期の三笠+ふれんず会員募集をスタートしました。

北海道インプログレス ホームページ

ポスターデザインも完成しています。三笠プロジェクトに引き続き、佐藤守功氏が手がけてくださいました。
さて、この造型イメージは一体なんでしょう?



夏のプログラム・6期の会員特典は鋭意企画中です。
さらに、岩見沢以外でも新たな企画が動き出すかもしれません。
北海道インプログレスも6年目に突入。新たな展開にご期待下さい。


(菊地)

虹色の狼煙 ドキュメント映像公開

1月に実施したアートプロジェクト「虹色の狼煙」ドキュメント映像が完成しました。ゲストアーティストの佐藤時啓氏、ご協力いただいた大平洋金属の皆様にもご登場いただき、非公開だった工場内の投影の様子なども見る事が出来ます。



(菊地)

「虹色の狼煙」御礼

設営中の写真をアップします。今回、目玉である水蒸気のライトアップとは別に、鑑賞場所の公園にいくつか仕掛けをしました。



















このイベントは、あくまでアーティストによる、”アート”プロジェクトである事を担保する意味でも、コンセプトや意図、アーティストステートメントをセットで見せないといけないと思っていたのです。そうでなければ、単なるライトアップイベントや、プロジェクションマッピングショーだと勘違いされてしまう危険性があります。

毎度ながら、この屋外中心の過酷で地味な設営作業を、助手さんや受講生に無理強い出来ないために林氏にサポートいただいた訳ですが、加えて作業を手伝ってくださったのは大平洋金属にお勤めのNさん。
今回、工場で働いている皆さんとも心がつながった気がしました。現場では社長さんにも感動のコメントとお礼の言葉を直接頂き、プロジェクトの打ち上げには大平洋金属の社員さんが参加してくださいました。さらに、前回のプロジェクトで窓口になっていただいたJXのNさんは、はるばる大阪から駆けつけてくださいました。

現地では、ドキュメント展が控えています。こちらも是非、ご覧下さい。


(菊地)

「虹色の狼煙」が立ち昇った夜






八戸工場大学 with 大平洋金属によるアートプロジェクト「虹色の狼煙」が無事に、大盛況にて、開催されました。大寒波の影響で、最も心配だった天候にも恵まれ、予定通り実施出来ました。

準備のために開催数日前から現地入りし、鑑賞場所である公園に設置する展示物などを滞在制作したのですが、今回も(!)コールマインラボの林哲氏にご協力いただきました。前回に引き続き、真冬で極寒の屋外での作業だったため、またしてもサバイバルチームにて無事に形にする事が出来ました。なぜ、いつもこう過酷でハードなベクトルになるのでしょう。半ば病気です。







さらに、映像制作・音楽・テキスト作成・ナレーションなど、八戸が誇るクリエイターの皆さんにギリギリまでご協力いただき、照明演出チームのアート&コミュニティさんには本当に助けていただきました。まさしく「総力の発揮」状態。学長と助手さんをはじめとした運営チームも、来場者が楽しめるように一生懸命取組んでくれました。

そして、大平洋金属さんには全面的にご協力いただき、煙が美しく見えるように、操業の調整まで行っていただきました。隣接する北日本造船さんや東北電力火力発電所さんにも通常有り得ないようなご協力をいただきました。アートプロジェクトのために、こんな風に工場側が歩み寄って下さったのは、本当に涙が出る想いです。

ここまでの道のりは決して平坦ではなかったのですが、それだけに苦労が報われました。8年前、いつかこんな事が実現出来たらいいなと考えていたものが、諦めずに、断られてもしつこくやってきた結果、形になった記念すべき一日となりました。そして、関わってくださった工場の方がこのイベントを楽しみ、喜んでくださったのは、アート&クリエイティブサイドの人間として、これまでやってきてよかったという想いにもなりました。

最後に、今回ゲストアーティストとしてディレクションとプロデュースして下さった佐藤時啓先生。まだ10代の頃に出会い、作品と人柄に魅了され、それから約20年後にこのような形で共に作品づくり・仕事が出来るとは夢にも思いませんでした。無茶で制約の多く、普通のアートプロジェクトとはかなり性格が異なるこの企画に賛同し、少しでも面白いものにしようとご尽力いただき、圧倒的感謝です。

追って、写真が入手出来たらまたアップしたいと思います。
関わってくださった全ての皆様、本プロジェクトの企画立案者として、心から厚く御礼申し上げます。



(菊地)

あと少しで、一夜限りの、虹色の狼煙があがる

八戸工場大学のアートプロジェクト「虹色の狼煙」本番が近づいてきました。以下、チラシに載せていない情報を追加。
鑑賞会場となる沼館緑地公園内に、プロジェクトギャラリーと題したブースを設置します。菊地によるプランドローイングなどを展示予定。また、別のテントでは暖かい飲み物や工場大学によるオリジナルグッズの販売も予定してます。さらに、公園内に虹色の三角コーンをディスプレイ予定。

前回のJXさんとのプロジェクトに引き続き、屋外での過酷な設営に備え、今回も強力な助っ人にご参加いただきます。とは言え、天候に大きく左右されるので、無事に竣工&実施出来るとよいのですが・・・。

直前の準備の様子や、本番の様子は以下をご覧下さい。

八戸工場大学 FACE BOOK





ご期待下さい。


(菊地)

予告!『虹色の狼煙』

八戸工場大学のアートプロジェクトの概要がリリースされました。
チラシも完成。







以下、八戸工場大学のHPに詳細が載っています。
http://www.8kojyodaigaku.com/event

今回、特別にご協力いただくのは大平洋金属株式会社。八戸に工場を置く企業で、ステンレスの元となるフェロニッケルをニッケル鉱石から製造しています。新産都市指定前から続く、歴史ある工場です。
そして、八戸にある工場群の中でも、濛々と煙を出している工場。と書くと、勘違いする方もいるのですが、煙というのはあくまで水蒸気です。フェロニッケル製造の過程の加熱工程で発生するもの。

今回のプロジェクトでは煙に着目します。工場と言うと、夜景観光などでも注目を浴びる、メカニックな外観ばかりに目がいきがちですが、実は煙とのコントラストが美しい。
一夜限り、煙を虹色に染め上げ、鑑賞する・愛でるというものです。そしてアーティストによるディレクションで実施します。このような切り口・体制の元で、工場の全面協力(!)で実施する取組みは恐らく前例がないでしょう。

チラシには書ききれていない企画もあります。7年目にしてようやく辿り着きましたので、色々やるつもりです。
前例のない試みだけに、何を、どこまでやれるのか、挑戦していきます。またしても、真冬の八戸で、風雪に巻かれながら設営・実行・・・。サバイバルなのはいつもの事ですね。

当人としても、本当にうまくいくか不安でいっぱいですが、是非ご来場下さい。


(菊地)

2016.11.23 大牟田市民文化のつどい 大牟田合唱祭を観てきました

 

こんにちは。九州支部の國盛です。九州の冬は暖かいです。

先日は18度くらいありましたよ!

 最近は産炭地にどうやって芸術文化活動が入ってきたのか、その過程を

追っかけている日々です。市史、社史、社内誌、新聞記事、文献で見るといった

他に、現在もその活動を受け継いでいるものがあるので、人にお会いしたり

催しを覗いたりしています。

 

その一つに合唱があり、先日は「大牟田市民文化のつどい 大牟田合唱祭」

を観てきました。合唱祭は35回を迎えたところですが、参加団体の中には

1959年〜1960年にかけて起こった三池争議を機に発足した、うたごえ活動に

由来する団体も出場していました。

三池争議を機に、労働歌で労働者たちを鼓舞する為に発足した

「大牟田センター合唱団」や、同団体を立ち上げ「がんばろう」や

「三池の主婦の子守唄」「沖縄を返せ」「地底のうた」等を

作曲した荒木栄の歌を受け継ぐ「荒木栄うたう会」などが出場されていました。

その他にも、産炭地の発展や衰退の過程で発足した合唱団が勢ぞろいで

「戦後の新聞記事等の中で見ていた名前の合唱団が眼前にいる!」という

個人的に激アツの催しでした。

 

 

大牟田文化会館(1986年設立)大牟田市民の文化系催しと言えばココ。

ホールにはスタインウェイのピアノがあります。3階はプラネタリウム。

美術展示には向かない!という声もあり、1990年代前半には美術館建設運動も

発足するのですが頓挫してしまい、現在も主な展示施設はこちらになります。

 

大牟田センター合唱団。炭鉱の工作機械を作る三井三池製作所に勤めていた

荒木栄によって1957年に結成され、三池争議でうたごえ運動を牽引したのが

始まりです。来年で60周年を迎えます。

 

荒木栄うたう会。荒木栄に直接指導を受け、三池争議で活動していたメンバーも

ご在籍していらっしゃいます。また、第一組合、第二組合、三池争議とは

関連のない方、東京でうたごえ喫茶をされている方など、様々な方で構成されて

います。この日はアコーディオン奏者は出演されずアカペラで披露されました。

 

↓こちらは以前、練習を見学させていただいた時の様子。

 大牟田の多目的交流施設「えるる」で定期的に練習されています。

 

 

 

男性混声合唱団 おおむたグリークラブ。1988年発足。

 

 

同時期には九州青年美術公募展が行われていました。

こちらは1976年に炭鉱が斜陽化する中、芸術文化活動と次世代の育成によって

町を活気づけようとした一人の行政マンによって発足した企画の一つです。

美術展と音楽コンクールが現在も続いています。会場内は写真撮影が

禁止でしたが、高校生や大学生の参画が多いように見えました。

 

地元に住んでいると、三井三池に関連する関心事にアクセスしやすく、

町に関わる面白みを感じています。

先日は「おおむたの色クレヨン」を使って小さなワークショップを行ったので

またそのことについてもご報告をしたいと思います。

 

國盛


八戸「工場×アート」最新情報

産業として終了した後の炭鉱や鉱山に興味を抱き、コールマイン研究室の活動をしてきました。その中で色々と思うところがあり、「過去」となってしまった炭鉱の対角線上のものとして「現在」の産業=生きている工場でアートを考える、というのが八戸における「工場×アート」のモチベーションです。アートを通じて、工場の本質に触れていく事が出来ないかと探り続けてきました。

今年度も開講中の八戸工場大学ですが、工場を学ぶ座学を数回実施し、並行してアートプロジェクト実現へ向けての準備も進めています。『虹色の狼煙』(仮称)というものです。菊地が企画立案しました。
先日、工場のご協力を得て、実験を行いました。充分な手応えを得、実現に向けて一歩踏み出しています。






荒唐無稽なこの取組み、7年間現地に通いながら僕自身が考え続けてきたアイディアの1つが形になるのが今から楽しみです。ゲストアーティストとして佐藤時啓さんにもご参加いただいており、様々なアイディアをプラスオンしていただいてます。

イベントの全体像はまだまだこれから詰めていく段階のため、追々情報を出していけると思います。はたしてどのようなものか、ご期待下さい。


(菊地)

八戸工場大学、今年も開講しています

青森県八戸市で取組む、工場とアートのプロジェクト「八戸工場大学」が今年も開講しました。今回で4年目になりますね。僕の八戸通いは7年目ですが。
先日、第二回講義でトークさせていただきました。その様子はFACEBOOKでご覧いただけます。



講義風景。事務室のお姉さんこと大澤苑美芸術環境創造専門員(八戸市まちづくり文化スポーツ観光部まちづくり文化推進室)のアナウンス。



高周波鋳造株式会社の取締役本社工場長兼技術部長の種市 勉様による講義。鋳造の基礎から、鉄の種類や成分など、初心者にも分かりやすいお話をしていただきました。



翌日は、プロジェクトサイトの候補となっている工場を特別に見学させていただきました。お忙しい中ご対応いただき、誠にありがたいです。



ゲストアーティストの佐藤時啓さんにも急遽日帰りでご同行いただきました。


次回は、第四回講義で再度来八し、プロジェクト実施に向けてプランを進める予定です。
まだ構想段階ではありますが、他に類のない切り口で「工場とアート」が交錯するプロジェクトをプランニングしています。実施時期は、、、(またしても)冬ですね。ご期待下さい。


(菊地)

『三笠ふれんず』第5期会員募集

北海道インプログレスとは、美術家 川俣正が中心となり北海道で現代アートの新たなあり方を実践する長期型アートプロジェクト。会員制支援組織『三笠ふれんず』(北海道インプログレス・プロジェクトイン三笠&岩見沢を支援する会)の資金によって取り組む、会員制のプロジェクトです。

この度、『三笠ふれんず』第5期の会員募集が始まりました。会費を払うと、年齢性別国籍に関係なく、どなたでも会員になる事が出来ます。会員には、作家による限定の会員特典が進呈される仕組み。これまで第1期から3期までは、作家によるプランドローイング、4期には限定の作品図録を進呈してきました。今回募集する5期は、特典としては初の立体物になります。














三笠プロジェクトで制作したインスタレーションの1/100レプリカ模型です。実際の作品制作でも中心を担った作家(川俣正・菊地拓児)の共同制作によるものです。レプリカ模型では、菊地が原型を起こし、川俣氏が一点ずつ着彩しています。












▲川俣氏の着彩が施された完成画像。ベースにサイン入り。クリアケース付き。


また、通常は1口1万円の会費を、3口(3万円)以上お支払いいただいた方には、豪華版を進呈いたします。
1口の通常版は、川俣氏による”昼の炭鉱町”のレプリカ、3口以上の豪華版はコールマインラボによる”夜の炭鉱町”レプリカもセットになった豪華版となります。








是非、ご入会下さい。申し込みはこちらから。
北海道インプログレス ホームページ 三笠ふれんず入会


(菊地)

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